強い心のつくり方 5選

自分は何をしてもダメだ、自信がない、生きていて不安しかない、など悩みを抱えていませんか?いわゆる豆腐メンタルで困ったり、すぐにクヨクヨしてしまうなど、強い心を持ちたいと思う人は実に多いと思います。とはいえ、一朝一夕で手に入るものではないので、日々の小さな行動の積み重ねで変化していきます。
一見、直接関係しなさそうなことも多いけど、日々の行動を意識して、取り入れられそうなことがあれば取り入れてみてください。

1 嘘をつかない

特に真面目な方、誠実な方は注意が必要ですが、嘘という行動は自尊心を傷つけてしまいます。噓も方便というように、時には 必要な 場面もありますが、誰かにあるいは自分についた嘘で、後悔してしまったという経験は誰もが持っていると思います。

虚言癖と言わないまでも、何かを誤魔化したり、変に見栄を張ってしまったり、誰もがしたことがあると思いますが、積み重なっていくと自尊心や自己肯定感を低下させるものとなってしまいます。嘘をつくか迷ったら、ぜひ今言ったことを思い出してください。

また、「嘘」とは異なるけど嫌なことを避ける行動、回避行動を過度に繰り返してしまう場合、心の健康を損なう危険があります。例えば、任されていたプレゼンを直前になって、何かと理由をつけてドタキャンしたり、自分のためにしなければいけない勉強からついつい逃げたり、そうした回避を繰り返していると、ちりつもでどんどん自尊心や自己肯定感が下がってしまいます。このような時、不安や苦痛を強く感じる場合、カウンセリングで相談してみるのも1つの方法です。

2 目標を下げる

今年の目標、今月の目標、今週の目標、今日の目標というように、さまざまなスパンで目標を設定していると思いますが、それら目標の達成率はどうですか?滅多に達成したことがないという方は注意が必要で、目標が達成できない状態が続いてしまうと、場合によっては無力感に苛まれ心の健康に害となる可能性があります。

では、目標の達成率があまりに低い時はどうすればいいか?それは、目標を下げる、あるいは分解することです。
例えば、よく入学や新学期を迎える学生さんから、友達ができなくて悩んでいるのですが、どうにもできなくて、、、私はダメなんでしょうか?なんて訊かれることが多いですが、こういう場合も、無意識に目標が大きくなっているのではないでしょうか?つまり、友だちを作るという目標が大きすぎるわけです。
そもそも、友だちを作る上でも段階があるわけで、まず挨拶をして自己紹介をする、どこに住んでいるのか、部活はしているかなど、ちょっとした個人的な話を聞いてみたり、あるいは自分のことを話したり、連絡先を交換したり、そうして一緒に帰ったり、遊んだり、色々な過程を経て、友達になるわけです。だから、出会って早々、友だちになることは稀で難しいことだから、まずは、挨拶をする、出身を聞いてみるなど、小さな行動を目標としてみることをお勧めします。

折れない、強い心を作っていく上で目標を達成したという成功体験をたくさん積んでいくことが大切です。なので、目標が大きいと感じたり、達成率があまりに低い時は、目標を下げたり、分解するという作業を頑張っていきましょう

とはいえ、100%達成してしまうような目標は、もはや目標ではなく、達成時の充実感や満足感を得ることも少なくなってしまいますので、少し頑張らないと達成できない目標を設定することがポイントです。

また、「毎日運動する」と言ったような、習慣化に関する目標については、週に2回まではサボってもいい。といったようにどうしてもやりたくない時に使えるルールをあらかじめ設定することもいいかもしれません。人は誰もがサボりたくなる時があります。なので、あらかじめルールを設定しておくことで、サボることへの罪悪感を減らすことができ、効果的です。

3 文章を書く

日々生活していると、嫌なことって結構起きますよね上司や先輩に怒鳴られたり、仕事でミスをしたり、友人に意地悪をされたり、生きているとたくさん嫌なことを経験しますよね。それを吐き出す意味でも文章を書くことはそのストレスを和らげる作用があります。僕的には、日記を書くことをお勧めします。嬉しかったこと、嫌だったこと含めてその日にあったことを記録に残すようにしています。しばらく書いて、量が溜まったら、自分の書いた文章を見返してみましょう。ネガティブな言葉が多いなーとか、傾向みたいなところが浮き上がってくるかなーと思います。それはそれで面白いと思いますが、何より、自分の思考の癖を知るきっかけにもなりますので、自己理解に繋がります。

4 運動

運動が心の健康に良い影響を与えることはすでにご存知の方も多いと思います。もうすでに多くの研究が明らかにしている通り、運動は心の健康に良い影響を与えています。運動することで、ストレスホルモンが抑制されますし、疲労物質を取り除くといった作用もあります。また、単純に体力増進や健康面でもメリットがありますので、一石二鳥、三鳥の効果が期待できます。ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチからでも始めてみてください。

5 話し相手

心の健康は周りにどれだけ心の支えとなるようなリソースがあるか、ということにも影響を受けます。これをソーシャルサポートと言って、十分な精神的支援を受けられる環境にあると、心の健康は保ちやすいと言われています。具体的にいえば、周りに悩みなどを相談できる相手がいるかどうか、ということになります。少し、考えてみてください。あなたの周りに気軽に相談できる人はどれくらいいますか?家族や友人、職場の同僚、先輩など何人かの顔が思い浮かんだのではないでしょうか。日頃からこうした人たちとの関係を保ち、大事に関係を温めておくことも大事ですね。そうすると、多くの場合、あなたの相談を快く聞いてくれることでしょう。逆にあなたが相談を受ける時もあると思いますので、その時は快く話を聞いてあげましょう。共存共栄の精神ですね。

もし、気軽に話せる相手がいないという時は、カウンセラーを探してみてください。月に1回、話をするだけで随分と変わってくると思います。私たちは、気軽に相談いただける、相談・カウンセリングサービスを提供しています。

▪️カウンセラーを探す
https://wibero.co.jp/search

他にも心のトレーニングになることはたくさんあります。個々人で合う、合わないもあると思います。

ご自身にあった方法をぜひ見つけてくださいね。

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執筆者

上田捷悟

Shogo Ueda

公認心理師

企業向け教育支援事業等に従事し、各組織の人材育成を支援。その後、合同会社Wiberoを設立。公認心理師。おしるこが好物。

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